終了の笛は、始まりの合図。別れゆく選手たちに幸あれ【2015/最終節/Away/横浜戦】

EC(レポ)

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試合内容で上回ったものの、一発に沈む。今季最終戦を白星で飾れず

敵地、横浜で迎えた今季最終戦。ザスパクサツ群馬は善戦したものの、最後まで得点を奪うことが出来ず、逆にミスから献上した1点に泣いて敗戦。これによって順位は後退し、18位で今季を終えました。
今季はここ2シーズンと比べると苦労したイメージは少なく、むしろ経営陣の刷新から新監督を迎え、選手も大幅に入れ替えて臨んだシーズンだということを踏まえれば、健闘した印象でした。しかし、実際には昨季と順位は変わらず。勝ち点は、僅かにですが1点少ないという結果。

非常にわかりやすくビジュアル化されていたので、貼らせて頂きます。@Horry_Potter様、ブログ掲載を快く許可して頂いてありがとうございます!
服部監督はJ初挑戦でしたし、決して満足いく戦力が揃っているわけではないザスパで残した成績としては、悪くないと言っていいと思います。それは、2013年に同じ条件でA監督が残したグラフと比べてみれば一目瞭然。
昨季の成績にこそ及びませんでしたが、この理由としては、昨季は残り10試合くらいで監督の辞任発表があり、選手が奮起したことが挙げられます。正直言って、昨季はあの段階から“劇薬”を仕込んでこの程度の成績だったのか、といったところ。
しかし、決して悪くはない一年だったとはいえ、1年通して見てきた身としては、「あそこで勝っていればこんな順位じゃなかったのに」という気持ちも拭えません。

ザスパラストゲームに臨んだ5選手。

今節のスタメンは以下の通り。

42節スタメン

前節はホーム最終戦ということもあって、スタメンのうち6人が契約満了となる選手でしたが、今節もこれで“紺×黄”のユニフォームは見納めとなる選手4人が名を連ねました。
その中でも、夛田凌輔と久富良輔の両SBは久しぶりの試合出場で、夛田に至っては7/26のアウェイ大分戦以来実に約4か月振りの出場となりました。
やはり最後ですし、「形はどうであれ勝って終わって欲しい」というのが本音でしたが、皮肉にも結果は真逆となってしまいました。これでこのメンバーで戦うのが最後だと考えると、寂しい気持ちを隠せません。

前半戦に起きたアクシデント。怪我に泣かされたシーズン後半を象徴するような事態

試合はアウェイのザスパが気持ちの入ったプレーを見せ、終始横浜を圧倒しました。しかしながら、そんな展開とは裏腹に前半のうちにふたつのアクシデントが発生しました。
まずひとつは、吉濱遼平の負傷。
試合開始早々に、ハイボールをカットしようと足を高く上げてジャンプした際に、右膝を負傷。担架で運ばれて試合続行不可能かと思われましたが、その後再びピッチに戻りました。
しかし、ディフェンスでチェイスをかけた際に再び同じ箇所を痛め、小林竜樹との交代を余儀なくされました。
さらに訪れた不幸。それは、これがザスパでラストマッチとなる夛田の負傷でした。夛田は吉濱が下がってから僅かに8分後、筋肉系のトラブルによりピッチを去りました。交代で入ったのは、同じくこれがザスパでのラストゲームとなる小林 亮。
これまでチームのムードメーカーとして頑張ってきた夛田が、こんな形でラストゲームを終えてしまうのは残念でなりません。最後ぐらい90分思う存分走らせてやりたかった。
この怪我の原因だとは言いませんが、今季終盤にかけて怪我人が続出したのは、やはり日頃の練習環境にも問題があるのだと思います。人工芝然り、クラブハウス然り。
下増田の施設は既に着工されていますが、クラブライセンスの面のみならず、このような観点からも早期完成が望まれます。
怪我人が終盤戦の失速に繋がっているのは疑いようのない事実ですし、活躍した選手が出て行かざるを得ない今の状況は、お金のみならずこのような要素も少なからず含まれているはずです。

夛田

無念の途中交代となった夛田凌輔。(写真は天皇杯で撮影したもの)

ラストゲームにかける選手達のプレーは胸を打った。だが同時に感じたやるせなさ

この試合で各々の選手から感じた気迫は勇ましく、頼もしい限りでした。中でもやはりこれがザスパラストゲームとなる選手からは、並々ならぬものを感じました。
前述した夛田は無念の交代となってしまいましたが、前節書いたようにこの日もゴールへと“直線的に”走り続けたユン ヨンスンと、攻撃の起点となり続けた久富良輔は特に印象的でした。
そして、そんなにミドルシュートを打つところ見たことないってくらいゴールへの高い意識をみせた坂井洋平。SAKAI NO OWARI は「違う人が入ってる?!」と思わずにはいられない程、積極的でした。いつもこれぐらいアグレッシブでいいのにw
途中出場ながら、相変わらずのいぶし銀っぷりを見せつけた小林 亮は、来季もザスパの柱となるべき選手だったということを証明したように感じます。それが叶わず残念です。
坂井や小林 亮が契約満了となるのは、「チーム事情」ではなく「クラブ事情」だと勝手に確信しています。これらの選手を放出せざるを得ないザスパは、クラブとしてまだまだ課題が多い証拠。サラリーの面もあるでしょうし、割り切る他ありません。
また逆に、北 一真や、有薗真吾といった功労者を引退まで見届けることが出来ないことも、小柳達司や夛田凌輔、小林 誠といった選手を惜しみつつも送り出さなければいけないことも、「チーム事情」として考えれば、(残念極まりないですが)受け入れることは出来ます。言うまでもなく、あくまで個人的な価値観ですが。
しかし、ヨンスンとドミに関しては、どちらの面からも納得出来ない自分がいます。ヨンスンとドミは間違いなくこのチームに足りないピースを持っているし、金銭面的にもチームに残すことが出来るはずだと思うからです。
“足りないピース”というのは、具体的に言うと、ヨンスンの縦に仕掛けるフリーラング(竜樹のバックアップ)、ドミのチャレンジャーズ出身という“血”とそれを体現するアップダウンです。
まぁ、これも前に進むための決断でしょうし、ここであーだこーだと駄々をこねても仕方ないのは百も承知ですが、彼らが他所で活躍する日が来た時、私は「それ見たことか」と憤ることでしょう。
2人に関しては、どう割り切ればいいのかわからずに、ただ漠然と「寂しさ」だけを感じています……。
と、いうことで。落とし所が見えなくなってきたので、最終戦のレポートはここで終わりにしたいと思います。

北

“草津”の象徴だった北 一真。ザスパで引退して欲しかった…。(写真は天皇杯で撮影したもの)

今季全試合のレポートを書き終えて

これで、J2リーグの全試合レポートを無事書き終えました。感無量です。
正直言って、まさか全試合書き続けることが出来るとは考えておらず、「きっと途中で飛ばしたりするんだろうな」なんて思いながら書いていました。
リーグ戦は終わってみたらあっという間だったという感覚はありますが、ことこのブログに関してはなかなか長く感じましたw
それでもこうやって書き続けてこられたのは、やはり読んでくれる皆さんであり、そして「楽しみにしてるよ」と声をかけてくれた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
シーズンは終わってしまいましたが、折を見てシーズンの総括だったり、アンケートを含めた記事なんかを更新していけたらと考えています。
そして、たまには有意義な内容の記事を書いて、今後とも少しはザスパに貢献出来るよう精進したいと思いますw
引き続き、宜しくお願いします。



最後までご覧頂きありがとうございました



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